6章 自律神経がいかれる

減給処分・パワハラから体に変調が

30歳で不当な減給をされ、それ以降部下たちも巻き込んでなんとか自分たちで会社に頼らずとも生きていく為の方策を模索しながら、自分自身のみならず部下たちの処遇も考えると相当なプレッシャーでありました。

会社では毎日社長より「売り上げは!?」「こんな売上では他の人に管理させるぞ!」「お前はなさけないねー」等という叱責と罵声を浴びせられていました。

ある日、急に後頭部が痛くなり、吐き気を覚える様になりました。視界が小さくなってきたので救急車を呼び診察も受けました。ただでさえ健康診断などはやってもらってなかったので、「体に変調があるのでは・・」という不安もありました。「自分が死んだら家族はどうする」「働けなくなったら家族はどうなる」こんな不安にさいなまれていきました。

そこからも頭痛や吐き気や動悸に眠れなくなっていきました。脳外科・内科・胃カメラ・心電図などそれぞれの医者を回っても結果は「異常なし」でした。

家族や周りにもあたり散らす

このような状態で、ずっとイライラしていました。物事を悪い方へ考えてしまったり、これから自分が進むべき方向や稼ぎの上でも焦ってしまっていました。

ついつい家族や部下にも厳しくあたってしまっていました。次第に孤立もしていくようになりました。

とある内科の先生から「これを飲んでみて」と言われたのが、安定剤でした。それが効いた様で眠れるようになりました。私は自律神経失調となっていたのでした。

そこから精神科通院をしながら仕事をしていく生活が現在に渡っても続いていきます。

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